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Posted by ミリタリーブログ at

2012年04月22日

日系部隊の基礎知識

先回、生活小物の紹介と書きましたがGW開けまで諸事情につきお預けです…
その間何か思い付いた事でも書き留めてみます。

と言う事で日系部隊について書いてみたいと思います。
現在資料も手元に無く記憶のみですので勘違い、間違いも有りますので気がついた方はご指摘願います。


日系部隊とは明治以降渡米した日本人(一世)の息子たち(二世、三世)、で編成された部隊です。
渡米からの歴史については他のHPや各種書物があるので割愛します。

下記に非常に簡潔明瞭に日系部隊の歴史を纏めた先輩HPが有りますのでご紹介しておきます。
http://hawkeye.m78.com/442nd.htm

一纏めに日系部隊或いは442連隊と紹介される事が多いですが、幾つかのグループ分けが出来ます。

大きく分けてハワイ出身者、本土出身者、帰米組のグループです。
更に戦前徴兵者、戦前志願者、戦中志願者のほか少数の混血者やハワイ人、1名の朝鮮系アメリカ人がいます。

日系部隊と言っても指揮官たる将校は白人で有ることが規定されていましたが、必ずしも守られてはいませんでした。
特に最初に編成された100大隊ではROTCの将校等が中隊長の職に就いています。

先に述べた通り100大隊と442連隊は一纏めに日系部隊とされますが、この二つの部隊は性質の違う部隊になります。

100大隊はハワイにおいて戦前から軍務に就いていた者と戦前徴兵者で編成されています。

442連隊は本土において戦前から軍務に就いていた者と、ハワイ・本土の志願者で編成されており、中隊長クラスの指揮官は工兵中隊長を除き白人が就いていました。
(余談ではありますが、日系部隊に配属された将校はイタリア系、ドイツ系が多かったそうです。)

しかし戦闘が始まり損耗が多くなり、100大隊は442連隊の1大隊から補充を受けるようになり、日をおうごとに志願者の数が占めるようになります。

一方442連隊は欧州へ向かう際に1大隊は、100大隊への補充で人員が減り残りを各大隊へ基幹要員を本土に教育大隊として残し、1944年8月に100大隊を1大隊の代わりに編入させました。

戦争が始まり日系人の徴兵が無くなりましたが、1944年からは再び日系人も選抜徴兵の対象となっています。



とここまで書きましたが、携帯からだと辛い…(w
ザックリと書いたので基礎知識になるか怪しいですが、日系人(日系部隊)と言ってもその実態は複雑なもので、一つの民族を調べる様なもので、そこにアメリカやハワイ、ヨーロッパの風俗・文化も入るので実際にはより複雑になります。考える材料になればと思います。

何か疑問、質問があれば何なりとどうぞ♪  
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Posted by Msg.Nakanishi at 19:14Comments(0)

2012年04月20日

はじめに

このブログではWW2アメリカ陸軍100大隊(442連隊)で使用された装備などを、自分のコレクションから紹介していきたいと思います。

まだまだバリエーションなどは豊富ではありませんし、知識も十分ではないのでご指摘など御座いましたらよろしくお願いします。




取りあえずは日用品を紹介して行こうと思いますが、更新はゆっくりですので長い目でみてやって下さい。

何か希望や質問が有りましたら、自分の知識の範囲でお答えしたいと思いますのでお気軽にどうぞ♪  
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Posted by Msg.Nakanishi at 01:50Comments(5)